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Postdate
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開封日時を指定する

Timelock:メッセージとファイルのためのタイムロック暗号

更新日:

タイムロック暗号は、設定した時刻を過ぎるまで復号できないようにデータをロックする暗号方式で、それまでの間は誰も鍵を持ちません。PostdateのTimelockは、公開乱数ネットワークdrandの将来のラウンドに合わせて鍵を暗号化するため、リンクはそのラウンドが公開されて初めて開きます。

リンクは今日共有できます。鍵を将来公開される乱数に合わせて暗号化し、メッセージとファイルを指定した日時まで閉じたままにします。

開封日時が確定していて、暗号化によってその時刻まで開封を防ぎたい場合はTimelockを選んでください。非公開の削除リンクが必要な場合はBasicを選んでください。

TimelockのPostdateを作成3 USD(1回払い)。容量は最大100 MB、開封日は最長1年先まで。送信者用の削除リンクはありません。

タイムロック暗号の仕組み

Timelockは、独立した複数の組織(League of Entropy)が運営する公開乱数ネットワーク「drand」を利用します。drandは3秒ごとに、番号付きのラウンド(乱数と署名)を公開します。

各ラウンドの署名は共同で作られます。「しきい値」と呼ばれる最低数の運営者がそれぞれ署名の一部を出し合う必要があり、1つの運営者だけでは作れません。各運営者は、そのラウンドの時刻が来たときに署名の一部を出します。

Timelockはこのスケジュールを利用します。ブラウザがメッセージとファイルを暗号化し、その鍵を、開封日時ちょうどかその直後のラウンドに合わせて暗号化します。鍵を復号できるのはそのラウンドの署名だけなので、drandが署名を公開するまでリンクは開きません。Postdateでさえ、予定より早く開くことはできません。

開封日時は、drandの次の乱数公開時刻に切り上げられるため、アクセスできるまで数秒余分にかかることがあります。その乱数が公開されると、受信者のブラウザが鍵を復号し、内容を開けるようになります。

何を信頼するか

Timelockはdrandに依存しています。前提は、しきい値に達する数の運営者が結託してラウンドを早めに作らないこと、ネットワークがラウンドを公開し続けること、そして暗号が安全であり続けることです。十分な数の運営者が結託すれば、将来のラウンドの署名を予定より早く作れてしまいます。多くの運営者が停止した場合はラウンドが止まり、開封もそれまで待つことになります。

Basicは、Postdateの方針に依存します。Postdateが鍵を保管し、指定した日時に鍵を渡します。開封前に内容を読まないという私たちの約束を信頼していただくことになります。

これによって守られるのは、リンクを通じたアクセスです。送信者は、元のテキスト、ファイル、暗号鍵を手元に残したり、共有したりできます。将来の量子コンピューターがTimelockの暗号を破る可能性があり、そのリスクがいつ現実になるかは保証できません。

ロック方式を選択

Basic

Postdateが鍵を保管し、指定した日時に鍵を渡します。開封前に内容を読まないという私たちの約束を信頼していただくことになります。

非公開の削除リンクが発行されます。開封前も含め、閲覧期限が切れるまで使えます。

7日以内・1 MBまでなら無料です。容量が大きい場合や、開封日がそれより先の場合は3 USDです。

Timelock

鍵を復号するには、独立した公開ネットワークであるdrandが予定時刻に公開する乱数が必要です。Postdateがその乱数を予定より早く用意することはできません。

送信者自身による削除や、開封の前倒しはできません。開封日時が確定している場合に選んでください。

Postdateごとに3 USDです。テキストだけのメッセージでも同じです。

どちらの方式も、テキストとファイルをアップロード前にブラウザで暗号化します。リンクを持つ人は、開封日時から閲覧期限までの間に開けます。Timelockの保護は、drandと暗号が安全であり続けることを前提としています。

ファイルとカウントダウンページ

多くのタイムロックツールは、短いテキストをリンクの中に暗号化するだけです。Postdateはファイルもロックできます。最大10ファイル・100 MBまで、ブラウザ内で暗号化します。暗号化した内容と、「カレンダーに追加」ボタン付きのカウントダウンページをホストするので、リンクを持つ人はいつ開くかを確認できます。

Postdateが内容をホストするため、開封にはPostdateが利用できることも必要です。また、不正利用があった場合、Postdateは内容を削除することがあります。リンクは、選んだ閲覧期間が過ぎると期限切れになります。

drandを使うほかのタイムロックツール

同じdrandのタイムロック方式を使うツールは、ほかにもあります。どれもdrandの将来のラウンドに合わせて暗号化しますが、扱える内容と、暗号文を誰が保管するかが異なります。

ツール概要ファイル暗号文の保管先料金オープンソース
tlock概要Goのライブラリと、コマンドラインツールのtleです。ファイル任意のファイルです。暗号文の保管先あなた自身です。料金無料です。オープンソースはい。Apache 2.0またはMITです。
tlock-js概要JavaScriptのライブラリです。ファイル任意のデータです。暗号文の保管先あなた自身です。料金無料です。オープンソースはい。Apache 2.0またはMITです。
Timevault概要drandチームによるブラウザ用のツールです。ファイルレポートモードでファイルを1件添えられます。暗号文の保管先あなたがコピーして保管します。料金無料です。オープンソースはい。Apache 2.0またはMITです。
Flowvault概要メモ帳ツール群の中にある、ホストされたメモです。ファイルテキストのみで、最大128 KiBです。暗号文の保管先Flowvaultです。料金無料です。オープンソースはい。MITです。
TellYouLater概要暗号文そのものを含むリンクです。ファイルリンクに収まる長さのテキストです。暗号文の保管先リンクそのものです。料金無料です。オープンソースソースコードは公開されていますが、ライセンスファイルはありません。

各ツールの公式ページとリポジトリで確認した内容です。確認日:。

リンクを送る前に

  • 日付とタイムゾーンを確認してください。作成済みのPostdateの日時は変更できません。
  • Basicなら、予定が変わったときにリンクを削除して作り直せます。Timelockには送信者用の削除リンクがありません。
  • 開封には、Postdateとdrandが利用できる状態であり続けることが必要です。障害が起きるとアクセスが遅れることがあり、サービスが終了すると開けなくなるおそれがあります。
  • Postdateは不正利用への対応としてコンテンツを削除することがあります。閲覧期限が切れるとリンクからはアクセスできなくなりますが、受信者がダウンロード済みのファイルは残ります。

料金

TimelockのPostdateは、1件ごとに3 USD(1回払い)です。ファイルは最大10件、容量は暗号化とパッケージ化を含めて合計100 MBまで、開封日は最長1年先まで設定できます。

開封日時は5分以上先に設定してください。開封後にリンクを閲覧できる期間は、1時間、1日、7日、30日から選べます。初期設定は7日です。

メモを書かずに、ファイルだけを添付することもできます。メモは10文字から100,000文字までです。リンクを作成する前に合計金額が表示されます。

出典

ファイルで試す

実際の使い方:製品発表資料の準備またはファイル共有のチュートリアル。どちらも、ファイルが開く前にリンクを1つ共有する方法を紹介しています。

関連ページ:Postdateの仕組みとすべての活用例。